歯を失っても自然な見た目で快適に
インプラント治療とは、歯周病や虫歯などで失った歯に代わって「インプラント」と呼ばれる金属の人工歯根を埋め込み、その上から人工の歯冠を装着することで歯の機能を回復させるだけでなく、自然で美しい歯を取り戻す治療法です。
歯を失うと…
今までは入れ歯やブリッジなどで補ってきましたが、中には食べ物が良く噛めないので食事を楽しめない、
うまく発音できない、人前で自然に笑えない、
老けて見えるなどの問題点、悩みを抱える方もいらっしゃいました。
インプラント治療を行うことで、自分の歯とほとんど変わらない見た目や噛みごこちで、会話や食事を楽しむことができます。
歯を失っても健康で快適に過ごすことをあきらめないでいられるよう、
当院では機能性と審美性を兼ね備えた安心・安全なインプラント治療を行っています。
機能性と審美性を両立させるインプラント治療
信頼がおけるインプラントを使用しています
当院では、世界中の口腔外科医、歯周専門医、補綴専門医および歯科技工士の協力を得てアストラテック社より開発された、
アストラテックインプラントを使用しています。
アストラテック社のアストラテックインプラントの特徴は、生体親和性に優れ、歯周病に対する抵抗力が高く、
長期間安定して使用出来る素材である純チタンを用いた歯科用インプラントです。
世界3大インプラントのひとつとして挙げられ、最も信頼がおけるインプラントです。
審美インプラントで口もとを美しく
インプラントは人工の歯を取り付けるため、当然美しい歯にはなります。
しかし、星のそら歯科クリニックでは口元をより美しく見せるために、
スマイルライン、エステティックライン、ガムライン、ゴールデンプロポーションなどの
美しいとされる基準にこだわり、すべての割合や比率を考慮したインプラント治療を行います。
歯の美しさを決める一般的な基準
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スマイルライン
笑顔になった時に、上顎の前歯の先端ラインが下唇の内側ラインに沿ってカーブしていると、笑顔が美しく見えると言われています。
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エステティックライン
通称Eラインとも呼ばれる、横顔の鼻と顎の先端を結ぶライン上の内側に唇が入ることが理想的と言われています。
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ガムライン
歯茎と歯の境目のラインが左右対称のカーブをしていると、理想的なバランスを持った歯だと言われています。
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ゴールデンプロポーション
前歯の審美治療において理想的なバランスのとれた比率が
「中切歯」:「側切歯」:「犬歯」=「1.618」:「1」:「0.618」で左右対称となるのがもっとも美しく見えると言われています。
骨が少ない、薄い方の治療法
信頼がおけるインプラントを使用しています
インプラント治療で絶対条件となるのが、インプラントを埋め込む部分に十分な骨の幅と深さがあることです。
しかし、中には歯周病(歯槽膿漏)や生まれつき上顎の骨が少なかったり、
抜けた歯を放置したり、入れ歯が合っていないなどの理由から、骨が足りない方もいらっしゃいます。
そのような方にもインプラント治療を受けていただけるように骨量を補う治療法を取り入れています。
サイナスリフト法(上顎洞挙上術)
上顎奥歯の骨の上には、上顎洞と呼ばれる、鼻とも繋がっている空洞があります。
その上顎洞から歯槽骨の先までの垂直的な骨の量が非常に少ない場合に用いるのが、このサイナスリフト法という治療法です。
頬側の歯肉を剥離して骨を取り除き、上顎洞底部を持ち上げてスペースができたところに、骨移植や再生療法などで骨造成を誘導します。骨がしっかりできた後、インプラントを埋め入れます。
GBR(骨誘導再生)法
インプラントが、埋め込んだ周囲の骨量の不足により側面が露出している場合や、インプラントを埋め込む骨の厚み(幅)が足りない場合には、欠損した歯槽骨や顎骨などの骨組織の再生を促すGBR法という治療を行います。
歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜(メンブレン)を入れると、骨を形成する細胞が集まります。3~4ヶ月程でインプラントに適した骨が膜の下に再生されるので、骨がしっかりできた後、インプラントを埋め入れます。
インプラント治療例
CASE1
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治療前左上の奥歯を損失されていました。上の奥歯の骨は薄い事が多く、リフトアップさせる必要がある事も多いです。
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治療後黄色矢印で示した箇所がインプラントです。サイナスリフト(上顎洞底挙上術)法も併用しております。
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治療前右下の奥歯に入れ歯を使用されておりましたが、「しっかり噛めるようになりたい」とインプラントを希望されました。
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治療後黄色矢印で示した箇所がインプラントです。骨の量が少なかった為、GBR(骨誘導再生)法も併用しております。
よくあるご質問
- Q
- 医院によっては格安でインプラント治療を行えますが、その価格差は何でしょうか?また、貴院ではどうでしょうか?
- A
- 当院では、快適な生活を患者様により長く安心して送っていただくために、世界的にも信頼をおかれているアストラテックインプラントシステムを採用しております。
考え方として、車にも格安の国産車から一流の海外の車があり、さらには車種によってもグレードやランクが分かれています。どれだけの金額でどのような車に乗るのかはあくまで購入者が決めることです。ただ、インプラント治療はあくまで「医療行為」です。そのため、当院ではより良いと判断したメーカー・材料を選択しているのです。
つまり、医院ごとの価格差は、メーカー(材料)、審美的な技術、ドクターの経験などを考慮しての価格設定だと考えられます。インプラント治療を行う歯科医院があふれかえっている現在、あえて幾つかの医院を回ってみてはどうですか?とお勧めしています。
- Q
- 痛みはあるのでしょうか?
- A
- インプラント手術は十分な局所麻酔を行うため、痛みは抜歯と同じ程度でほとんどありません。
また、当院では痛みを軽減する様々な方法に取り組んでいます。ご質問、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
- Q
- 完成までの期間はどれぐらいでしょうか?
- A
- インプラント手術自体は数時間で終了し、入院の必要はありません。術後は経過観察のために通常4~6ヶ月間の通院が必要です。
※症状によって治療期間が異なります。事前にご確認ください。
- Q
- インプラントには特別なメンテナンスが必要なのでしょうか?
- A
- 普通に歯磨きをし、半年または年一回の定期検診だけで、長期的にインプラントを使用することができます。40年以上経っても問題なく機能しているという報告もあります。しかし、より長期的な安定性や、他の歯、お口全体での健康を考えると「噛みあわせ、歯周病予防、ブラッシング方法」などの定期検査はとても大切です。
インプラントは前述した通り、定期的なメンテナンスをしっかりと行えば問題なく長期にわたって使用できます。
万が一、インプラントに不具合が出た場合には、10年間の保証システムによって再治療を受けることができますので、ご安心ください。
インプラント治療の流れ
- STEP01カウンセリング
- 当院では、治療前に丁寧なヒアリングを行い、歯を失った経緯やインプラントに期待すること、現在のお口の状態についてを伺います。
カウンセリング後、レントゲンや口腔内写真を撮影したり、血液やお身体の検査を行い、お口や顎、お身体の状態をより的確に確認・把握します。
- STEP02診断に基づいた
治療計画立案 - 検査結果をもとに、インプラントの本数、治療にかかる期間、費用などについて治療計画を丁寧にご説明いたします。
インフォームドコンセント(十分な説明を受けた上での同意)を徹底し、患者様が理解・納得されてから治療を開始します。
検査結果をご自宅に持ち帰り、ゆっくりとご検討していただき、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
- STEP03安全な手術のための前処置
- インプラント治療を開始する前に、必要に応じてお口の中の環境をキレイに整えます。
虫歯や歯周病の治療、インプラントを埋入する部位の骨が少ない場合には骨の再生治療など、インプラント治療を安全に行うための前処置です。
- STEP04インプラント埋入手術
- コンピューターで適切な位置をシュミレーションした上で、人工歯根(インプラント)をあごの骨に埋入する手術を行います。
手術の翌日以降は通常の生活を送ることが可能です。
- STEP05治癒期間
- インプラントとあごの骨がしっかり結合するのを待ちます。治癒するまでの期間は個人差はありますが、インプラント体の種類、患者さんの骨の状態、体調によって約2〜6ヶ月程かかります。インプラントを埋めた部位(上顎、下顎)や骨の質などで治癒期間が変わります。
この期間、仮歯を使用できる場合もあります。
- STEP06上部構造の製作
- 術後、上顎で4ヶ月〜6ヶ月、下顎で2ヶ月〜3ヶ月で上部構造(人工歯)の型取りをし、セラミックの被せ物を作製します。型取りをして1〜2週間後、上部構造を装着し、様子を見ながら噛み合わせの調整を行います。
信頼できる優秀な歯科技工士と連携しています。
- STEP07メンテナンス
- インプラントは人工なので虫歯にはなりませんが、メンテナンスを怠ると汚れがたまって歯周病になります。歯周病はインプラントが固定された歯茎・顎の骨を蝕む、インプラントの大敵です。
インプラントを維持し、残った歯を健康に保つためにも、治療終了後のメンテナンスが重要です。正しいホームケアに加えて、3ヶ月〜6ヶ月に一度、口腔内チェックやクリーニングを行う定期検診を受診してください。
長い期間と費用をかけた折角のインプラント治療。
その後の健康を維持するためにも、ぜひ定期検診にお越しください。
入れ歯・ブリッジとの比較
部分的に歯を失った場合の治療方法として、従来は「入れ歯」や失った歯の左右の歯を削って橋を架けるように
人工の歯を被せる「ブリッジ」が一般的でしたが、
硬いものが食べにくかったり、隣接する健康な歯を削る必要があるなどの問題がありました。
それらの問題点をクリアして、周囲の歯を削る必要がなく自分の歯のように噛めて快適な生活が送れるのがインプラント治療です。
しかしお口の状況などによってはインプラント治療が適していない場合もあります。
お口やお身体の健康状況、ご希望に合わせてそれぞれに適した治療方法をご提案致しますので、まずはお気軽にご相談ください。
種類 | メリット | デメリット |
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